雪に埋もれた平岩駅に佇む キハ52 125
2010.2.13 大糸線 平岩駅
ここ数年ずっと追いかけてた大糸線のキハ52。 置き換えの噂は以前からあったが、いよいよこの年の3月ダイヤ改正で新型車輌と置き換わる事が正式に決まった。 撮りたいアングルはいろいろあったが、そうそう頻繁に通うこともできなかった。そういえばバルブもほとんどしなかったなと思い、夕食後に平岩駅へ向かった。 普段はひっそりしているこの駅も置き換え間際と言うことで駅前駐車場は鉄の車で満車。 列車到着前になると皆思い思いのアングルへ。 待避線とホームとの境が雪の壁となっていたので、壁を強調した位置でしばらく列車を待つ。 やがてアナウンスがあり列車到着。人の出入りがなくなった発車直前にしずがにレリーズ。 すぐにドアが閉まり、糸魚川に向けて発車していった。 翌日、中土の鉄橋を見下ろす小高い丘の上で一人静かにキハ52を見送った。 これが大糸線でのキハ52の最後となった。 その後、キハ52 125はいすみ鉄道に移り塗装も新たに活躍する事になった。 大糸線以上に遠くなってしまったが、静かになった頃に訪れてみたい。 |